♪ ガミ流?ブログ ~音楽・作曲・理論 etc.~ ♪

作曲活動をしているRyuto Ikegamiが独自の視点で、曲作りのこと、コードのこと、気になった音楽のこと…など【音楽】に関する内容を語る場です。

コードについて②(コードの種類判別)

ご覧いただき有難うございます。

 

今回から数回ほどに分けて、私流の、コードに対する音感の習得方法や、コード付けのやり方をご紹介したいと思います。

 

☆はじめに

まず、言っておきたいことがあります。こちらの記事(コードについて① ~作曲の上で必要な基礎知識~ - ♪ ようこそ!ガミ流 音楽室へ ♪)で基本的なコード付けのやり方を書いておきましたが、はっきり言ってそんなことしていません!

以前の記事(自己紹介③ ~曲作りのこと/作曲者として~ - ♪ ようこそ!ガミ流 音楽室へ ♪)に書きましたように、私の経験上、メロディーとコードは同時進行で浮かんで曲作りを進めることがほとんどです。

(何も浮かばないという人は大丈夫かもしれませんが)どうせコードを付けるなら、自分で思い浮かんだ通りに付けたいですよね?

 

一見すると、コードの何となくの響きまで浮かぶなんて良いように思うかもしれません。確かに、メソッドに従ってコード付けをすれば沢山の選択肢を抱えることもあり得、必ずしも効率的とは言い難いです。

しかし、これには1つ大きなデメリットがあります。コードが分かれば効率性を高める一方で、逆に浮かんだサウンド感が何のコードか分からなければ全くコードの付けようがなく、その効果はまさに天と地ほどの差があります。しかも、コードは単音とは違って複数の音で構成されるため、容易には見つけづらいでしょう。

つまり、自分でコードまで浮かんでいて、そのイメージ通りに付けるためには、瞬時に何のコードか判断できる音感を付ける必要があるのではないかと思われます。

私は、音楽学校に入ってからコードも含めた音楽理論を学ぶまでは、ずっとこの壁に苦しんできました。おかげさまで今ではほとんどのコードが聴き取れるようになり、その過程でどのように音感をつけたら良いかをあれこれ考えて、習得方法を考案しました。それをこれから、皆さまにご紹介したいと思います。

 

☆どういう音感をつけたら良いか?

コードの種類判別ができる相対音感

コード単体に対する絶対音感

コード進行に対する相対音感

ベースラインが聴き取れる音感

この手順で音感をつけていけば、コードに強くなれると思います!

 

今回は①・②に関する内容をご紹介致します 

 

☆同じ音だと認識すること ~人間の耳の悲しい事実…?~

さて、以前の記事(絶対音感ってどういう感覚?① - ♪ ようこそ!ガミ流 音楽室へ ♪)で相対音感絶対音感の聴き方の違いを比較しました。同じ例でもう1度確認してみましょう。

www.youtube.com

この動画の0:37付近で「ドレミファソラシド♪」と歌っているところが、

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」に聴こえる方は相対音感

ラ・シ・ド#・レ・ミ・ファ#・ソ#・ラ」と分かる方は絶対音感

です。つまり、相対音感の方は出だしの音が(本来の)「ドレミファソラシド」における6番目の音と同じ音に感じていないということになります。試しに鍵盤等で「ド、レ、ミ、ファ、ソ、」と弾いて(の音を記憶しておいて)から、もう1度動画の、歌っている所の最初と最後の音(=「ド」と歌っている所)を、同じ音だと分かるまで聴き取ってみて下さい(ほんの少しピッチがずれているかもしれませんが、だいたい同じだと思えれば大丈夫です)。

個人差はあるかもしれませんが、もし同じ高さの音だと分かった方は、最初聴いた時に、出だしの音が「ドレミファソラシド」(実音) の6番目「ラ」と同じ音だと分からなかった、という現実を受け止めて下さい(笑)。人間の耳はそれほどいい加減にしか聴けないものなのだということを知って、ショックを受けることでしょう。

 

☆コード・トレーニングについて

Ⅰ.基礎的なトレーニング

上の例は単音の場合でしたが、これは複数の音が入った和音(コード)の場合でも同様です。まずは色々な種類のものを弾いてその響きを覚えるところから始めてみるのが良いかと思います。その際は「メジャーコード」「マイナーコード」「7thコード」…などの種類別に、「明るいなぁ」とか「暗いなぁ」とか「不思議な響きだなぁ」とか自分なりの印象を記憶して、イメージを持っておくと良いでしょう。

 

私の場合は音楽学校で、授業中に先生がトレーニングでコードの聴音をやって下さっていました(10個のパターンを別々に弾いてそれが何のコードか当てるというものでした)。ベース(Rootの音=コード名のアルファベット)が聴き取れなくても大丈夫なので、何の種類か聴き分けることが最低限の目標でした。皆さんも是非、このトレーニングをやってみると良いと思います。これにより、コードの種類判別ができる相対音感が身に着きます。

注意!恐らく聴音ができるということでCD付きの参考書とかが売っているかもしれませんが、それだと1度しか出来ない上、仮に何周もしたところで何となく順番を記憶してしまう可能性があるため、あまりお勧めできません。先生とか他の人にテストしてもらうか、またはスマホ等でコンピューターがランダムに問題を出してくれるアプリをやった方が断然良いです! 「絶対音感」テスト系統のアプリで探してみて下さい。

 (例)

app.dcm-gate.com

 

上のやり方で相対音感さえ身に着けば十分ですが、次の段階として、一発で聴き取れるようになりたいと思うのであれば、Root音(アルファベット)も同時に一発で分かるかどうかというところになりますが、何回も訓練していくのが最も効果的だと思われます。ここまでやれば、あらゆるコードに対して絶対音感がつくことでしょう。

 

 

Ⅱ.発展的なトレーニング

しかし、自分の思い通りにコード付けをしたい!というところが目標なのであれば、Ⅰのトレーニングだけでは不十分です。いくら色々な種類のコードを単体で聴き取れるようになったからといって、必ずしもそれを "コード進行の中で" 聴き取れるわけではありません

例えば・・・

単発で弾かれた時のマイナー・コードは「暗い」と感じるけれども、

ハ長調(Cメジャー)という明るい key の曲で「C-Am-Dm-G7-C」と演奏された時の【Am】【Dm】は意外に「暗い」と感じないようです(明るい曲として聴いているからか)。

 

つまり、

単発で「レ・ファ・ラ~♪」って弾いて「暗い」と感じた時の【Dm】と、

明るいkeyの曲で「C-Am-Dm-G7-C」って弾かれた時の【Dm】

同じ音が鳴っているはずなのに、

同じ音に聴こえていない!

ということになります。私が最初にこれを体験した時、人間の耳はそれほどいい加減にしか聴けないものなのだということを知って、大変ショックでした。。。

 

そこで、コードの音感を付けようと思ったら、以下の能力が必要なのだということを、私は悟るわけです・・・

Level 1単発で鳴らされた時に分かるかどうか

Level 2コード進行の中で聴き取れるかどうか

 *単音の場合でも「単発で鳴らされた時に分かるかどうか」(Level 1)、「メロディーの流れの中でメロディーラインが追えるかどうか」(Level 2) という能力が必要になるでしょう。単音を流れの中で聴き取るというところが難しいところであり、それを乗り越えた時に確実な音感が身に着いたと言えるわけです。

 

従って、私の考える「コードに対する絶対音感の付け方」は、同一のコードが単体で聴くのとコード進行の中で聴いたもので同じ響きに感じられないというのを逆手にとって、それを同じ響きに聴こえるように自分の耳を補正するというのが目標となります。

 

では、どのように「補正」していくのか、それは次回に!

ここまでの長文を読んで下さり、有難うございました。

 

Ryuto Ikegami

 

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